金剛山の曙

金剛山の曙

-朝鮮王朝 世祖王-

著|李光洙
監修・監訳|柳尚煕
定価2,807円(2,552円+税)
在庫:なし
仕様:B6判並製
ページ数:273
ISBN:4-7952-1464-6(13桁:978-4-7952-1464-4)
発行日:1997/09/29
summary
   

朝鮮王朝第七代王「世租」は(1455~1468)当時の無能な政府行政に不満を持ち、兵を挙げて重臣を殺して権力を掌握して王になった。彼は王朝直系の甥である第六代王の「端宗」に(王位1452~1455)譲位させ、自分が王座についた。が、その後も、謀反を企てたとして「端宗」を支持する多くの忠臣や最後には甥である端宗王まで、遠方に流配させて殺してしまった。この作品はそうした「歴史小説」でもあり、「宮中秘話」・「陰謀小説」と言うべきものである。隣国の歴史を知り、隣人を理解することができる格好の作品である。

contents
はしがき
大円覚寺
慶讃会
追善法会
梅月堂
東方巡幸
  • 本小説を理解するために
  • 本書の仏教用語一覧表
  • 参考文献
  • あとがき
introduction
柳尚煕(りゅう さんひ)

二松学舎大学教授、東京大学他講師。

【主な著訳書】

※発行時の奥付より