関野 昂 著作選2

関野 昂 著作選2

機巧館殺人事件

著|関野昂
定価3,143円(2,857円+税)
在庫:あり
仕様:A5判上製
ページ数:565
ISBN:978-4-86299-000-6
発行日:2007/08/08
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summary
   

鳥取県の山中に戸籍も住民票も無視して陸の孤島を形成して居住する芸術家一族。当主の消失事件を捜査に盲目の私立探偵と共に来館した刑事は、自らが恐るべき行為を犯している事実を知らずに事件解決を奔走する。やがて、連続して起こる殺人事件の中で現実と非現実は反転に継ぐ反転を重ね、刑事は次第に迷宮の奥へ入り込んでいく―。14歳で自死した若き哲学徒が遺した推理小説の形態を借りた思考実験的幻想哲学小説。

introduction
関野昂(せきの たかし)

1989(平成元)年8月8日に生まれる。四歳のころより多くの物語を書き、小学校六年生からは哲学への強い関心を持つ。館林市立第五小学校から館林市立第四中学校に進み、中学一年生より生徒会本部書記、陸上部部長。中学二年生の夏、館林市中学性オーストラリア派遣団に参加。帰国後の2003(平成15)年8月24日夕刻、栃木県足利市内のJR線踏切に入り、自らの命を絶つ。享年十四歳。

※発行時の奥付より
binding
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