アイヌ語・日本語の形成過程の解明に向けての研究

アイヌ語・日本語の形成過程の解明に向けての研究

-地域言語学、言語類型論、通時言語学を基盤にした学際的アプローチ-

著|板橋義三
定価3,080円(2,800円+税)
在庫:なし
仕様:A5判並製
ページ数:313
ISBN:978-4-434-19009-4
発行日:2014/03/31
summary
   

アイヌ語と日本語の形成過程の解明に向けて、遺伝学、人類学、考古学、地名学などのマクロ的、学際的分野からもミクロ的、言語学的証拠を裏付けるために充分に配慮した、従来未踏であった言語学の研究領域に着手した意欲的書物である。最近急展開した遺伝学、人類学、考古学などの新事実を基に、アイヌ語、日本語の時空的関係、特に方言学、通時的類型論、地域言語学的観点から両言語の言語変化を見直し、特にアイヌ語の特定領域の変化の解明を試みた。

introduction
板橋義三(いたばし よしぞう)

1987年ワシントン大学東洋学部日本語学科助手、豪州メルボルン大学東洋学部日本語学科助教授を経て、1989年に九州大学言語文化部日本語科に助教授として着任。現在、九州大学大学院芸術工学研究院コミュニケーションデザイン科学部門言語学担当教授。米国Brown Universityで言語学修士号、University of Washington (Seattle)でアジア言語学博士号を取得。専門は比較言語学、地域言語学、接触言語学、通時言語類型論。

【主な著書・訳書】

※発行時の奥付より
grant

日本学術振興会科学研究費補助金(課題番号:基礎研究C 21520443)を受けての刊行。

binding
日本語と朝鮮語の方言アクセント体系と両言語の歴史的関係に関する理論的・実証的研究

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-比較言語学、言語接触、歴史社会言語学の視座から-

  • 著|板橋義三
マタギ語辞典

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  • 著|板橋義三